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バッカナリアン男声合唱団

 4月27日、スウェーデン大使公邸にて、バッカナリアン男声合唱団のミニコンサートとパーティーが開かれました。私、ステーンハンマル友の会代表の和田記代はご招待いただき、幸運にも出席させていただくことができました。
Bacchanalian1_1
 バッカナリアン男声合唱団はスウェーデン最古の男声合唱団と言われています。今回、初来日、大阪と京都でも演奏をされたそうです。プロとして活動している合唱団ではありませんが、ミニコンサートでは、北欧独特の透明感のある響きで心のこもった演奏を聴かせていただき、スウェーデンの音楽を語る上で合唱は欠かせない、ということを改めて感じました。
 春をテーマにした曲など、10曲ほどの演奏の最後は、ステーンハンマルの「スヴァーリエ(スウェーデン)」!合唱団の方が、この曲の紹介をしたところで、スウェーデン大使が急にマイクをとり、「今日、ステーンハンマルを演奏している日本のピアニストが来ています」と、なんと思わぬところでご紹介に預かり、驚きました。私達の活動は、どこでどう繋がって発展するかは分からないので、大使のお心遣いに感謝です。
 個人的な話ですが、私がステーンハンマルの音楽と初めて出会ったのは、CDで聴いたスヴァーリエでした。初めて聴くこの音楽に涙したのは今でも覚えています。(ステーンハンマル・ファンになるきっかけとなったのがこの曲であるのは、私だけではないと思いますが・・)思えば、スウェーデン人による「スヴァーリエ」を生で聴くのは今回が初めてでした。
Bacchanalian2 つづいて、ビュッフェ・パーティーが開かれました。全人口900万人中、50万人が合唱団に所属している、と言われるスウェーデンですが、パーティーの合間も、合唱の方々の歌声が何度も響き、スウェーデンの方々が歌うことが大好きであることを実感しました。(ある合唱団員さんの話によると、スウェーデンの人が団結して盛り上がるのは、1にサッカー、2に合唱だとか・・・)スウェーデンにはお酒を飲む時に歌う歌、というのがありますが、こんなにかっこいい「ヘーラン・ゴール」を聴いたのは初めてでした。
Bacchanalian3
 大使のリクエストで、私もステーンハンマルとペッテション=ベリエルのピアノ作品を数曲演奏。ペッテション=ベリエルの「フレーセの花」を弾くと、皆様、鼻歌で一緒に歌い始め、この作品がいかにスウェーデンで愛されているかを知りました。
 合唱団の方々とは、どうして私がスウェーデンの音楽に興味をもったか、スウェーデンとノルウェー、フィンランドの音楽の違いについて、などの音楽談義で盛り上がり、たいへん楽しい一夜でした。
 最後は、日本の合唱団の方の指揮により、日本語で(!)皆で合唱して、お開きとなりました。

 バッカナリアン男声合唱団 の演奏は、下記で聴くことができます。
 4月30日(月) 3:00開演@ティアラこうとう大ホール
「バッカナリアン男声合唱団・いそべとし記念男声合唱団ジョイントコンサート」
(詳しくはこちら

5月のおすすめコンサート

 5月のステハン会おすすめコンサート。今回は、当会のコンサートシリーズの出演者であるマーティン・フォーゲル氏(ギター)と宮下朋樹氏(ピアノ)のリサイタルのご案内です。
 チケット予約代行も承りますので、お気軽に当会にメールでお申し付け下さい。

Fogel_con
◆マーティン・フォーゲル ギターリサイタル
5月2日(水)7:00開演
於:杉並公会堂 小ホール
全席自由 ¥3000(当日 ¥4000)
当会でも演奏していただいた、スウェーデンの作曲家・カールステットによる「二つの舞曲」もプログラムに入っています。また、スウェーデンものと言えば、フォーゲルさんご自身のYOZAKURAも。これは日本の「さくら さくら」のフォーゲルさんによるアレンジ。この作品も当会で演奏していただき、大人気でした!
詳しくは、こちら
お問い合せ:株式会社ホマドリーム 03-6303-6151(12:00~18:00)

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◆宮下朋樹ピアノリサイタル
ベートーヴェン ピアノソナタ全曲演奏会 Ⅸ
5月10日(木)7:00開演
於:東京オペラシティ リサイタルホール
全席自由 ¥3500
ベートーヴェンのピアノソナタ全曲演奏に向け、地道に活動をされている宮下さんのリサイタルシリーズの第9回目。今回は、後半にシューベルトのソナタも。
詳しくは、こちら
お問い合せ:カワイ音楽振興会 03-3320-1671

ニッケルハルパ

今日は、7月15日(日)2:00より東京オペシティ・リサイタルホールで行われる「スウェーデン音楽の調べ Vol.4」の為の打ち合わせを行いました。プログラムは、ほぼ決まっていますが、出演者が全員集合し、曲順を含む演奏会構成について話し合いました。
Kkamakura
毎年一回、コンサートホールで行う「スウェーデン音楽の調べ」は、毎月のサロンコンサートで取り上げたスウェーデン作品を中心に、スウェーデン作曲家による作品のみを集めた、いわば当会の活動の集大成ともいえるコンサートです。
 昨年は、スウェーデンの作曲家がドイツ留学するなどして、ドイツ文化から影響を受け、スウェーデンの音楽界が発展していった様子をテーマにしました。 今年は、そこからスウェーデンの作曲家がスウェーデン独自の音楽を探っていった様子をテーマに、「北欧の響き」と題したコンサートを行います。
 今回は、特別ゲストにスウェーデンの民族楽器「ニッケルハルパ」を演奏される鎌倉和子さん(写真左) をお迎えしての公演です。ニッケルハルパの演奏を交えることで、スウェーデンのクラシック音楽が直接的、間接的に受けた民族音楽の影響を自然に感じていただけるコンサートになれば、と思っております。

 Nyckelharpa
 さて、その「ニッケルハルパ」という楽器。バイオリンにのように、弓で弦をこすることで音を出す弦楽器です。
ニッケルとは「鍵」のこと。要するに、鍵ハープ。なぜ鍵かというと、音程を変えるための鍵盤のようなものがついているのです。この鍵盤のようなものが、「鍵」というわけです。(大正琴みたいですね。)ニッケルハルパのもう一つの特徴は、弓で擦って音を出す4本の弦の下に、細い共鳴弦が張られていること。(右の写真で見えるでしょうか?)これにより、倍音が響く、独特の含みのある音が出てくるわけです。実際に音を聴きたくなってしまった方は、是非、7月のコンサートにいらして下さい!

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今日は、実際に鎌倉さんに演奏していただいて私たちが演奏する曲との共通点を見つけたり、演奏する曲のイメージと合う民謡をニッケルハルパで演奏できるかお願いしたり(普通は、歌である民謡をニッケルハルパで、演奏することはないそうです)、興味の尽きない作業で盛り上がりました。
 きっと、皆様にお楽しみいただける演奏会になると思います。 (詳しくはこちら)。
 チケットのご予約は、当会まで。(当会サイトのチケット予約ページへ)

4月7日「向野由美子Ms & 松尾優子Pf」

サロンコンサートシリーズ vol.24
於:ミュージックサロン・サングレース(東京都府中市)
<曲目>
アルヴェーン:マリアの歌 Op.21
ペッテション=ベリエル:「フリードリンの楽園」より
              受け継いだもの、それは憧れ
              ムンガの五月
              炎のようなあなたの瞳
              ボリエビー=ワルツ
              アルポーケル=ポルスカ
             「フリードリンの歌」より
              待つ時間は特別
              コパルフロイェルンの旅籠で

シューベルト:ます
       糸を紡ぐグレートヒェン
       ガニュメート
       音楽に寄す
シューマン:女の愛と生涯
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 前半は、スウェーデンの二人の作曲家、アルヴェーンとペッテション=ベリエルの歌曲。
 アルヴェーンの「マリアの歌」の“マリア”とは、アルヴェーンが彼女の絵(彼女の夫君による!) を見て一目惚れし、結局、後にアルヴェーンの妻となるデンマークの女性のことだそうです。許されない恋の苦悩が表現された歌曲は、そのようなエピソードを知って聴くと、また興味をそそられます。ところで、この曲の歌詞はデンマーク語でした。スウェーデン語に関しては、発音のコーチをして下さるつてのある当会ですが、デンマーク語に関しては、向野さん、かなり苦労されました。結局、スウェーデン人の歌手の方にデンマーク語の発音も調べていただき(スウェーデン語とデンマーク語はかなり似ています)、発音を教えていただく、という方法で今回の演奏会準備を行いました。デンマーク語の発音コーチをして下さるデンマーク人の方に心当たりのある方がいらっしゃいましたら、今後のためにも、当会まで情報をお寄せいただければたいへん幸せです。
0747_2 つづいてのペッテション=ベリエルの歌曲。彼の歌曲の中では代表的なものが並ぶ選曲でした。昨年は、ドイツ音楽との関連をテーマにした「スウェーデン音楽の調べVol.3」を行ったこともあり、向野さんはペッテション=ベリエルの「ニーチェによる歌曲」をとりあげました。今回のスウェーデン語の作品は、民謡風の味もあり、ドイツリートとはかなり違った雰囲気を、向野さんの表情豊かな明るい表現でお楽しみいただけたことと思います。
 後半は、しっとりとシューベルトとシューマンの歌曲を。間奏、後奏にも意味の込められたシューマンの「女と愛の生涯」では、松尾さんの情感こもったピアノ演奏も堪能。

 アンコールは、シューマンの「献呈」、ビゼーの“カルメン”より「ハバネラ」。

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