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ハーディングフェーレ(ハルダンゲル・ヴァイオリン)

Hardingfele 今日は、スウェーデンのお隣の国、ノルウェーの音楽に関するお話です。
 5月1日、ハーディングフェーレ奏者のブリット・パニッレ・フレーホルムのスペシャルライブが、台東区のアノマanomaで行われました。ハーディングフェーレは、ハルダンゲル・ヴァイオリンとも呼ばれる、ノルウェーのハルダンゲル地方で生まれた民族弦楽器です。
 フレーホルムさんは、今話題のラ・フォル・ジョルネのキッズ・プログラムの為にノルウェーから初来日。今回のライブは、12人でいっぱい、という会場での贅沢なパフォーマンスでした。ハーデイングフェーレとフェーレ(要するに普通のヴァイオリンです)を使い分けての一時間ほどの演奏。曲の合間に作品の簡単な解説、そして終演後の質問大会では、ノルウェー語の通訳を介して、貴重なお話しも聞かせていただくことができました。

 ハーデイングフェーレは、普通のヴァイオリンとほぼ同じ形をしていますが、スウェーデンのニッケルハルパのように、実際に弓で擦って音を出す4本の弦の下に、5本の共鳴弦が張られていることが大きな特徴です。調弦は、普通のヴァイオリンより高めに合わせるそうで、今回も全音近い違いがあったようです。曲によってふつうのヴァイオリンも演奏されましたが、ハーディングフェーレの後で聴くと、かなり重たい音に聴こえました。
 私たちクラシック畑の人間にとって、一番おもしろかったエピソードは、ハーディングフェーレの共鳴弦のチューニングを聴いてインスピレーションを得て、グリーグが作曲した曲がある、という話。共鳴弦は、上から、A-F#-E-D-B とするそうですが、さて、何の曲でしょう?高めに調弦したこの音程を聴いたグリーグには・・・「シーソーファーミーファーソ〜」そう、ペールギュントの「朝」になるわけです。(調べたところ、ハーディングフェーレの調弦については、地方によって、などでいろいろな種類があるようです)
 因みに、スウェーデンのニッケルハルパの共鳴弦は、ドからシまで半音ずつすべての音で12本ついているそうです。

 ブリット・パニッレ・フレーホルムさんのウェブサイトはこちら。こちらのサイトでは、視聴もできますので、音を聴いてみたい方は是非。
(和田記代)

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