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ステーンハンマルとカワイの関係

 当会が年一回行っている「スウェーデン音楽の調べ」、7月15日の今年のコンサートは、マネジメントをカワイ音楽振興会にお願いしています。当日は、カワイのコンサートグランドピアノをこのコンサートの為に運びこんでいただいての演奏となります。
 ところで、我らがヴィルヘルム・ステーンハンマルは、今年、没後80年です。そして、実は、カワイは、なんと今年が創立80周年!スウェーデンでステーンハンマルが亡くなった時に、日本でカワイが誕生した、と思うと、ひょっとすると、カワイはステーンハンマルの生まれ変わりかも!というのは冗談としても、何かの縁を感じます。
 カワイピアノの持つ、深い響きの低音に支えられた暖かい音色は、ステーンハンマルの音楽にたいへん合っているように思います。今回のコンサートで担当していただく調律師の方は、わざわざステーンハンマルのピアノ協奏曲のCDを聴いて勉強して下さっているそうで、本番で、どんな音のステーンハンマルになるか楽しみです。
 スウェーデンに80年前までいらしたステーンハンマル、自分のピアノ協奏曲が作品誕生から一世紀たったころ、遠い国、日本で、そして日本人によって生み出されたピアノにより演奏されることを、想像していたでしょうか?
 そんなちょっと楽しい想像をしていると、ヴィルヘルム・ステーンハンマル、という人に会って、おしゃべりしてみたい気分になりますね。

「スウェーデン音楽の調べVol.4・北欧の響き」曲目詳細

2007年7月15日(日)2:00より 東京オペラシティ リサイタルホール で行う「スウェーデン音楽の調べVol.4・北欧の響き」の曲目詳細及び曲順が決定致しました。
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アルヴェーン:マリアの歌 Op.21
ステーンハンマル:アダージョ Op.20-5
         フィルギア Op.16-4
         森の中で
<向野由美子 Ms & 松尾優子 Pf>
スウェーデンの民族音楽
 大きな沼で(E.サールストローム作曲)
 演奏家の歓び(E.サールストローム作曲)
 片想い
 愛のワルツ
 オルビフス村のポルスカ
<鎌倉和子 ニッケルハルパ>
ペッテション=ベリエル:「フリードリンの楽園」より
             受け継いだもの、それは憧れ
             ムンガの五月
             炎のようなあなたの瞳
             ボリエビー=ワルツ
             アスポーケル=ポルスカ
            「フリードリンの歌」より
             待つ時間は特別
             コパルフロイェルンの旅籠で
<向野由美子 Ms & 松尾優子Pf>

>>休憩<<

スウェーデン民謡:「麗しのヴェルムランド」
<鎌倉和子 ニッケルハルパ>
ステーンハンマル:ピアノ協奏曲 第2番 Op.23(2台ピアノ版)
<和田記代 ソロ・ピアノ & 松尾優子 オーケストラ・パート>
アルヴェーン:スウェーデン狂詩曲『夏至の徹夜祭』Op.19(和田記代 編曲)
<松尾優子 和田記代 Pf & 向野由美子 Ms & 鎌倉和子 ニッケルハルパ>
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休憩時には、ロビーにて、鎌倉和子さんによるニッケルハルパについての簡単なレクチャーも予定しております。

毎月のサロンコンサートの集大成とも言える、年に一度の「スウェーデン音楽の調べ」。グリーグ没後100年、シベリウス没後50年で北欧音楽も盛り上がっている中、是非、スウェーデンの音楽も!
チケットのご予約は、当会まで。(→当会サイトのチケット予約ページへ)下記チケットセンターでも、取り扱っております。
東京オペラシティ チケットセンター 03-5353-9999
東京文化会館チケットサービス 03-5815-5452

『レッスンの友』7月号

 ピアノ音楽誌『レッスンの友』7月号に、当会の活動に関する、代表・和田記代のインタビュー記事が掲載されました。この雑誌は、ピアノ・レッスン誌として、ピアノを学習している人たち、すなわち演奏に関わっている人が対象であるため、インタービュー内容には、一部、純粋な演奏会のリスナーの方々にはお話しすべきではない事も含まれているかもしれませんが、7月に開催する演奏会「スウェーデン音楽の調べVol.4・北欧の響き」の聴きどころ、のような話もありますので、ご興味ある方、ご一読いただければ光栄です。

6月9日「和田記代 pf」

070609
サロンコンサートシリーズvol.26
於:ミュージックサロン・サングレース(東京都府中市)
<曲目>
クラウス:ソナタ ホ長調 VB.192
ステーンハンマル:ピアノのための三つの小品
ペッテション=ベリエル:「フレーセの花」より “夏の歌” “太陽にあいさつを”

カルコフ:バラード、間奏曲と伝説 op.152
ドビュッシー:映像 第二集
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ
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 コンサート当日、心配されていたお天気にも恵まれ、大勢のお客様が足を運んで下さいました。赤を基調とした、エキゾティックな衣装をまとった和田さんの姿に、会場のお客様から「ワァ〜!」との声が^^)
 クラウスのソナタは30分近い大曲、「飽きてしまったら私の演奏のせいです」と謙虚な発言をされていた和田さん、力強く生き生きとした第一楽章、穏やかで温かい響きの第2楽章、快活な第3楽章、その変化に富んだ音楽と和田さんの演奏に、気が付くとあっという間に30分は経ってしまいました。続いて、数少ないステーンハンマルのピアノ曲は、短いながら北欧の風・香り、そして時にメランコリックを感じさせる作品です。この細かい音の移り変わりを和田さんは表情豊かに演奏。観客を魅了しました。「フレーセの花」は演奏される機会が多く、短い夏への憧れや喜びが溢れている響きに、“ペッテション=ベリエルの音楽”を満喫させて頂きました。
 後半は25年ほど前に作曲された、カルコフの作品で幕開け。現代音楽をいかにして惹きつけるか、「実はショパンが不協和音を最も多く使って作品を書いている」との和田さんのお話、大作曲家の手にかかると不協和音も美しい音に変わってしまうのだと、カルコフを聴きあらためて実感… またこの作品の音の一つ一つには強いメッセージが込められているようで、放たれた一音の響きに、しばし耳と心を傾けていました。続くドビュッシー「映像」は、一つ一つに表題が付けられ、繊細且つダイナミックに、ラヴェルの作品は、オーケストラを思わせる雄大な音楽が感じられました。フランス人作曲家の両作品、エキゾティックなメロディーラインと和田さんの流れるようなピアノの調べが、会場内を異国の雰囲気に包んでいる様でした。
 全ての作品をユーモア溢れるトークを交え分かりやすく解説、子供達も楽しそうでした。
 
アンコールはスウェーデン民謡(ペッテション=ベリエル編曲):麗しのベルムランド。

スウェーデンのフォークダンスとの関係

 今日も、スヴェンスカ・フォルクダンス・ソシエテイテンの例会に参加してきました。このスウェーデンのフォークダンスを踊る会の例会への参加は、これで4回目になります。が、未だ、私は回れず・・・
 スウェーデンのフォークダンスでは、とにかく、よく回る!目が回らないようにするだけでもたいへんです。とはいえ、自分はできないまでも、少しずつ、踊りの種類による回り方の違いが分かってきました。
 同じ三拍子のダンスでも動かす足の順序だけでも下のように違います。
 ポルスカは  右ー右ー左 右ー右ー左 …
 ハンボは  左ー右ー右 左ー右ー右 …
 ワルツは  右ー左ー右 左ー右ー左 …

 回り方は、一つのダンスの中で何種類も出てくることもあるのですが、「はい、ポスルカ!」「はい、ワルツ!」と言うと、さっとそのターンの足が出てくる皆様は、本当にお見事!すっかり感心してしまいました。
 今日は、この「回り方」について、会の皆様に、ずいぶんとしつこく聞いてしまいましたが、お陰さまで、ダンスの種類による音楽の拍の感じ方がなんとなく分かってきた“ような”気がします。

 今年の当会の「スウェーデン音楽の調べ」@7/15東京オペラシティ・リサイタルホール では、スウェーデンの作曲家がスウェーデン独自の音を探っていった様子をテーマにしております。その中で、民族音楽の直接的・間接的影響も重要で、例えば、この演奏会でとりあげるペッテション=ベリエルの歌曲の中には、“ボリエビー=ワルツ” “アスポーケル=ポルスカ”と、タイトルにしっかりと踊りの名前が入っているものもあります。この2曲、両方3拍子ですが、明らかに拍の取り方のニュアンスが違いますが、それはこの踊りのターンの仕方を理解することで分かってきそうです。

 ところで、フォークダンスの音楽の中には、歌詞がついているものもあるそうです。その中で、今日、とりあげられた“ヴァルソヴィエンヌ”という踊り。マズルカとワルツの踊り方が出てくるものでしたが、この曲の歌詞は…「あなたは私と結婚したい?」という女の子の問いに「もちろん!」と答える男の子。自分で質問しておいて、女の子は「あなたとはイヤ!」というものだそうです。この歌詞、まるでペッテション=ベリエルの“アスポーケル=ポルスカ”の歌詞を要約したようで、面白かったです。さて、“アスポーケル=ポルスカ”の歌詞の内容は…… 知りたくなってしまった方は、是非、コンサートへ!
(和田記代)
→「スウェーデン音楽の調べ Vol.4・北欧の響き」詳細へ
 

来週のサロンコンサート「和田記代 pf」

当会の「サロンコンサートシリーズvol.26」のお知らせです。
■6月9日(土)3:00pm~
ミュージックサロン・サングレース
出演:和田記代/ピアノ 
(詳しくはこちら
ご予約は、当会までお願い致します。

♪出演者より一言!
 今回は、スウェーデンの作品として、北欧のモーツァルトと呼ばれるJ.M.クラウス、19世紀末から20世紀にかけて活躍したステーンハンマル、ペッテション=ベリエル、そして私たちと時代を共にする作曲家M.カルコフと、様々な時代の作品を演奏させていただきます。ドビュッシー、ラヴェルの作品も交え、響きの違い、共通点をお楽しみいただければ幸いです。

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