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アッテルベリなど

08_6_27 7/13「スウェーデン音楽の調べ vol.5・東方への憧れ」では、3人の素敵な弦楽器奏者の方々に賛助出演していただきます。(写真左から 荒井絵梨さん/vn、海野幹雄さん/vc、鈴木千保さん/vn)今日は、この3人にご出演いただく作品、ペッテション=ベリエルの「オリエンタル・ダンス」と、アッテルベリの「組曲 第1番“オリエンタル”」の練習をさせていただきました。
 まずは、ペッテション=ベリエルの「オリエンタル・ダンス」ですが、この曲は、もともとオーケストラ作品。例によって、演奏会最後に、悪名高い(?)主宰者の編曲による出演者全員参加バージョンで演奏させていただきます。とは言っても、弦楽器を弾いたことがない主宰者。これだけたくさんの弦楽器が入った編成にしてみたのは初めて。オーケストレーションの本をひっくり返しながら、とりあえず、その楽器で出ない音だけは書かないよう、がんばってみました・・・ というわけで、音になるのはおそるおそる。皆様、弦楽器奏者の立場で、バランスの良い音になるよう、いろいろご意見も出して下さり、楽しい作業となりました。(楽しかったのは、私だけかもしれませんが・・・)で、声楽パートもないのにメゾの向野さんや、ピアノ一台しかないのに、2人もいるピアニストが何をするのか?それは当日まで内緒です。
 
 そして、アッテルベリのオリエンタル組曲。アッテルベリは、スウェーデンの音楽界では重要な存在で、御客様よりリクエストも出ていた作曲家ですが、実は、当会で演奏するのは今回が初めて。というのも、彼の音楽は、やはりオーケストラ作品が主流。当会の規模ではなかなか取り上げることができません。というわけで、今回、演奏させていただくのは、もともと劇音楽として作曲したオーケストラ作品。アッテルベリは、それを管弦楽組曲にし、それをもとにピアノ・カルテット版も作りました。ピアノカルテットと言っても、ヴィオラはなく、ヴァイオリン2台とチェロ、という変則的な編成。
 アッテルベリは、ベートーヴェンと同じく、9つの交響曲を作っています。初期は、ブラームスの香りもしますが、基本的に、金管の活躍も目立つ豪華な音色が特徴だと思います。また、民族音楽を、土臭くなく、たいへんスタイリッシュに取り入れてもいて、そういった意味では、アルヴェーンを前進させた路線とも言えるかもしれません。

 さて、このオリエンタル組曲ですが、聖書の内容を題材とした「イェフタ」という劇の為の音楽。(「イェフタ」は、ヘンデルがオラトリオの題材にしていますね)オリエンタルの色を出す為に、アッテルベリは、ユダヤのメロディー集を借りて、それを取り入れているそうです。豪華で多彩な音色、民族音楽の扱いが得意なアッテルベリには、たいへん合った題材とも言える気がします。
 変則的なカルテット編成に、弦楽器奏者の方はバランスの取り方に少し苦労されているようですが、アッテルベリのオーケストラの音を少しでも体感していただける音を4人で作れれば、と思っております!

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