代表のTwitter


Twitter på svenska

記事関連のおすすめ

« いよいよ! | トップページ | 和歌・漢詩@スウェーデン語・ドイツ語 »

フルメリ、「音楽の友」

 今日は、向野由美子(メゾ・ソプラノ)と私、和田記代(ピアノ)で、「7/13 東方への憧れ」の為、ド・フルメリの「四つの中国の歌 Op.66」の練習をしました。この作品、おそらく、一般に入手できる形の録音は出ていないと思われるのですが、たいへん魅力的な作品です。マーラーも「大地の歌」で使った詩集と同じ、ベートゲによる漢詩をもとにした「中国の笛」による歌曲ですが、このベートゲの詩集については、また、改めて・・・
 さて、この作品、1968年作曲です。この頃といえば、所謂、調性のない音楽や、様々な音を使った音楽、色々な試みがされていた時代ですが(色々な試み、といえば、どの時代にも、それぞれ行われてはいるのですが)、そういう意味では、ぱっと聴いたところでは、その時代の音楽にしては「ロマンチック」と捉えられる作品かと思います。(その時代の音楽は、「ロマンチック」ではないのが普通、というのも、一方的な見方ではありますが・・・この作品を取り上げたサロンコンサートの感想もご参照下さい。) ワーグナー、シューベルト、リヒャルト・シュトラウスを彷彿とさせる瞬間、それにフランスの音楽の響きも・・・と既成の音楽のイメージもありますが、そのブレンドの仕方が、しっかり個性となっている作品ともいえるように思います。
 しかし、演奏してみると、目まぐるしくかわる和音の変化、拍子の変化、フレーズの区切り方の複雑さ、など、所謂「ロマン派」と言われる時代とは大きく違った内容で、歌手も音程取りにかなり苦労される様子。まるで器楽のように使われる声楽パートは、ピアノと複雑に絡み合い、見事なアンサンプル作品となっています。
 あまり、聴く前に先入観を持っていただくのも残念なので、あくまで、これは私の個人的感想として、是非、実際はどんな音楽なのか、ご自身の耳でお確かめいただければ幸いです!

 ところで、月刊「音楽の友」7月号に、当会主宰者・和田記代 の、「東方への憧れ」に関するインタビュー記事が掲載されました。ご興味持たれた方は、ご覧いただければ光栄です。

« いよいよ! | トップページ | 和歌・漢詩@スウェーデン語・ドイツ語 »

スウェーデン」カテゴリの記事

声楽」カテゴリの記事

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« いよいよ! | トップページ | 和歌・漢詩@スウェーデン語・ドイツ語 »

2015年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ