代表のTwitter


Twitter på svenska

記事関連のおすすめ

« スウェーデン滞在記(1) | トップページ | スウェーデン滞在記・番外編 »

スウェーデン滞在記(2)

3月16日
この日は夕方にコンサート。前日のリハーサル、最後の録音を聴きながら朝食。宿舎のレセプションの方にスウェーデン語会話をトライ!暖かいスウェーデンの方々との触れ合いでリラックス。

午前中は、コンサートの後援をして下さっていたLilla Akademien リラ・アカデミー でピアノの練習をさせてもらいました。LIlla Akademien は、小学校から高校、そしてカレッジまである音楽学校。通常の小学校で受けるべき授業も受けながら、学校で音楽の個人レッスンもしてもらえる、というユニークな学校です。小学校の時から音楽学校に?と思うと、皆、英才教育を目指してお子様たちを入学させるのかと思ったのですが、伺ったところ、そういうわけでもなく、情操教育もできるから、という雰囲気で皆様、お子様を入学させている、ということでした。

さて、午後、いよいよ演奏会会場へ。会場は、ストックホルム近郊のSaltsjöbaden にあるUppenbarelse教会。3月に入っても雪が残っているストックホルムで、寒さを心配していたものの、中は思ったほど寒くもなく安堵。時々、コンサートも開かれている教会で(欧州では、こういう教会がけっこうあります)、グランドピアノが常設されており、事前に照明の調整もして下さいました。

6時半開演のコンサートの前に、音楽アカデミーの生徒さんたちとの質疑応答時間が設けられました。
小学生くらいのお子様たち。質問は「名前は?」「何歳ですか?」(<男の子より)「一番好きな曲は何ですか?」といたってストレート。お父様から「うちの子は今、8歳ですが、このころはどれくらい練習していましたか?」というシリアス(?)な質問も。どうなることかと思っていたのですが、いろいろな質問をしていただき、たいへん嬉しかったです。音楽アカデミー院長の加勢園子さんの的確な通訳にも感謝致します。

その後、一般のお客様も入場。いよいよコンサート開始。
この日のプログラムは
------------------------------------
ペッテション=ベリエル:「フレーセの花」より
W. Peterson-Berger: ur "Frösöblomster"
帰還 Rentrée
夏の歌 Sommarsång
お祝い Gratulation

ステーンハンマル:「晩夏の夜 作品33」より
W. Stenhammar: ur "Sensommarnätter Op. 33"
No. 4 Presto agitato
No. 5 Poco allegretto

武満徹:雨の樹 素描
T. Takemitsu: Rain Tree Sketch

シベリウス:樅の木 作品75-5
J. Sibelius: The spruce op.75 no.5

グリーグ:トロルドハウゲンの婚礼の日 作品65-6
Grieg: Bryllupsdag på Troldhaugen op.65 no.6
[以上、ピアノソロ by 和田記代]

リンデ:ソナチネ 作品15-2
B. Linde: Sonatina Op.15:2

三善晃:ヴァイオリンソロの為の「鏡」
A. Miyoshi: Miroir for violin solo

アウリン:「4つの水彩画」より
T. Aulin: ur "Fyra akvareller"
牧歌 Idyll
ユモレスケ Humoresk

ペッテション=ベリエル:「フレーセの花」より
W. Peterson-Berger: ur "Frösöblomster" [arr. för vn & pf]
ローン・テニス Lawn tennis
薔薇に Till rosorna
[以上、バイオリン by H. Ticciati ピアノ by 和田記代]
-----------------------------------------
子供達も来ているコンサート、ということで、スウェーデン語で曲目解説トークも準備していた私。「フレーセの花」を弾き終えた所で、恐る恐るマイクへ向い、「フレーセ島ってどこにあるか知ってますか?」(<スウェーデン語で)と言うと、「Nej 知らな〜い!」という、シナリオ通り(?)の反応にホッと安心。外国人の片言をちゃんと聞こうとして下さった聴き手の皆様に、本当に感謝です。

武満徹以外の日本作曲家の作品を知りたい、というH. ティッチアーティさんのリクエストで、私がヴァイオリニストの友人にもアドバイスをもらいお送りした三善晃の「鏡」。ティッチアーティさんは、たいへん気に入られたようで、いつか録音もしたい、とおっしゃっていました。

終演後は、演奏会のスタッフ皆で、スウェーデン料理が食べられるレストランへ。メニューの中に、スウェーデン語の教科書に出てきたことがある料理を発見。その名も「Kåldolmar」。“スウェーデン風ロールキャベツ”と訳した記憶があるのですが、さて、いったい何?ということで、私はそれを注文。しかし、それを聞いて、長年スウェーデンに住んでいる方々でも、この料理を食べたことがない人がかなりいて、皆興味津々。皆様も、是非、スウェーデンに行かれた時はお試し下さい。(おいしかったです。)
夕食会には、コンサートのスタッフとしてお仕事して下さったストックホルム在住の音楽療法士・小林 文さん、そしてスウェーデンにジャズの勉強にいらしている広部好美さんもご一緒して下さり、楽しくも興味深い会話に花が咲きました。
 小林文さんは、スウェーデンのFMT脳機能回復促進音楽療法の療法士として認定された日本人第1号、という方。言語を使う時に使う脳の部分というのは、使う言語によっても異なるそうで、その辺りの関連からも、小林さんは、日本語を話す人にこの音楽療法がどう作用するかまで、いろいろ研究されているそうです。もっともっと伺いたいことはあったのですが、時間が足りず残念。一度、じっくり伺いたいお話しでした。
 広部好美さんは、スウェーデンを勉強の地に選んだジャズ・シンガー。感銘を受けたスウェーデン人アーティストのアドバイスを受け、留学を決意されたそうです。この日のコンサートを、ウェブサイトで知って駆けつけてくれた、ということで、本当に嬉しかったです。分野の違う音楽のお話し、これもまた新鮮。いつか、彼女の演奏も是非、聴かせていただきたいです。

« スウェーデン滞在記(1) | トップページ | スウェーデン滞在記・番外編 »

スウェーデン滞在記」カテゴリの記事

ピアノ」カテゴリの記事

弦楽器」カテゴリの記事

旅行・地域」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« スウェーデン滞在記(1) | トップページ | スウェーデン滞在記・番外編 »

2015年8月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31          
無料ブログはココログ