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スウェーデン滞在記(9)

3月23日
 この日はヨーテボリ最終日。前日に購入した書籍を日本の自宅へ郵送。最近は、スウェーデンでは郵便局を減らし、替わりにICAというスーパーマッケットに業務委託しています。というわけで、今回もICAでダンポール箱を購入し、そのまま発送。

 そして、前日に約束した通り、ミカエル宅へ。ミカエルのお家の最寄りのトラムの駅は、なんとその名も「音楽通り Musikvägen」!ミカエルによると、近くには、「ピアノ通り」だとか「バイオリン通り」だとかもあるらしいですが、理由は彼にも分らないそうです。(理由をご存知の方がいらっしゃったら、ご教示下さい!)
2010_3_23 改めてミカエル・ホルムルンド Mikael Holmlundさんのご紹介です。スウェーデン出身のピアニストで、実は、当会の正メンバーである宮下朋樹 とクラスメイトだったこともあります。(お二人とも、ノルウェーの名ピアニスト、E-S. ノッケルベルグ Einar Steen-Nøkleberg氏のお弟子さんです。)現在は、ピアニストとしての演奏活動、合唱指導をされながら、ヨーテボリ大学でオルガン(教会音楽)を勉強されています。スポーツ大好き青年でもあり、スキーはもちろん、サッカークラブに所属したこともあり、アイス・ホッケーもやっていたとか。(アイス・ホッケーは腕を折ってやめたそうです>やめて下さいよ!)カーリングは一回しかやったことない、と言っていました。(でも、やったことあるんだ・・・さすが北欧!)

 私が到着すると、既に、お家にあるスウェーデン作曲家のピアノ曲の楽譜を集めて用意しておいてくれました。見せていただいたのは、下記の楽譜;
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●新しい北欧ピアノ音楽 Ny Nordisk Klavermusik
13のソナチネ (Carl Gehrmans Musikförlag)
●E.von Koch: Concertino pastrale för fl & pf
(Edition Breitkopf)
●T. Rangström: Sommarskyar
(Nordisk Musikförlaget)
●L-E. Larsson: 12 små pianostycken Op.47
(Carl Gehrmans Musikförlag)
●L-E. Larsson: 7 små Fugor med preludier i gammal stil Op.58
(Carl Gehrmans Musikförlag)
--------------------------------------
 さっそく、ピアノを弾きながら、「ラーションのこのソナチネ(No.3)は、ここ、ジャズみたいでしょ?」とか、「フルメリの、自分の奥さんの為に作曲したこのソナチネ(No.1)、綺麗だよね」など、色々と解説していただきました。他にも、私が聴いたことがなかった ペッテション=ベリエルのバイオリン・ソナタをご自分が演奏した時の録音で聴かせていただきました。彼のピアノ演奏は、スウェーデンの合唱の響きにも通じる、独特のハーモニー感を持った音色。「このハーモニーって、凄くペッテション=ベリエルらしいよね」などなど、スウェーデン出身の演奏家から演奏経験に基づくスウェーデン音楽についてのお話を沢山聞けて、本当に楽しく、多くのインスピレーションをいただきました。
 歌が大好きなミカエル、ペッテション=ベリエルの歌曲の楽譜も出して来て、私の伴奏で歌い始めました。CDを聴きながら、私も大好きなスウェーデンの歌手、J. ビョルリング Jussi Björling や オッター A-S. von Otter などについても会話が弾みます。

 現在のお互いのレパートリー、これから演奏予定の曲など、話は尽きなかったのですが、私はその日の午後の電車でストックホルムに帰る予定。その前に、ヨーテボリの楽譜屋さんに連れて行ってもらうことに。楽譜屋さんは、コンサートホールの裏手のあたりにある、Procura という名前のお店。ヨーテボリ大学に用事があったミカエルとはここでお別れ。
 さて、スウェーデンの楽譜屋さんでは・・・楽譜を探すのに、少し手間がかかります。楽譜の多くに背表紙がなく、大きさも不揃いであるせいだと思うのですが、日本のお店と違い、楽譜が横積みになっているのです。一応、棚に、作曲家の名前のアルファベットが書いてあるのですが、あとはその山積みになった楽譜を一塊ずつ手にとってかたっぱしから見るしかありません。日本のように同じ楽譜を1つのファイルにまとめてあったりしないので、1冊ずつ確認しなくてはいけません。お店の奥には、中古楽譜コーナーもあり、こちらにも掘り出しものがたくさんありそうな匂いだったのですが、あまりじっくり見る暇もなく、タイムオーバー。それでも、日本では気軽に物色できないスウェーデン作曲家のピアノ曲、室内楽曲、歌曲の楽譜をかなり大量に仕入れることができました。

 慌ててヨーテボリ中央駅へ。午後4時過ぎ発のストックホルム行きの列車に乗り込みました。帰りは、X2000ではなく、Inter City で。こちらだと、ストックホルムまで5時間ほどかかりましたが、ストックホルムでの計画を立てたり、車窓の風景を見ながらステーンハンマルのピアノ協奏曲を聴いているうちに、あっという間にストックホルムに到着。

 短いヨーテボリ滞在でしたが、多くの人にお会いして、貴重な体験ができた充実した滞在でした。マーティン・フォーゲルさん、アン・エルキェーさんはもちろん、ミカエル・ホルムルンドさんの演奏も、いつか当会の日本でのコンサートで聴かせていただける機会があれば、と願っています。

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