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スウェーデン滞在記・番外編

 前回の記事で、Kammarmusikens vänner i Allhegonakyrkanという演奏会企画団体のお話をしました。スウェーデンには、コンサートホールは、大きな街にも数カ所しかありませんが(これは、欧州のどの国でも言えることで、日本ほど施設の整った演奏会専門会場が沢山ある国を、私はまだ見たことがありません。)、教会などを会場とした小さなコンサートシリーズが沢山あります。
 スウェーデンは、イースターやクリスマスなどが国の祝祭日となる、キリスト教の国ですから、教会が沢山あり、教会自体が定期的にコンサートを開催しているところも多いです。(私がヨーテボリで演奏させていただいたコンサートは、このタイプのコンサートです。)他にも、音楽愛好家たちが企画した小さなコンサートシリーズ、夏の音楽祭なども沢山あり、教会、昔の邸宅(お城?)など、様々な場所が演奏会会場として使われているようです。
 例えば、インターネットのサイトで見つけて、私が個人的にたいへん興味を持っているのは、Jernboåsens kammarmusikförening(イェーンボーセン室内楽協会)という組織です。鉄道も通っていない本当に小さな村で、教会や学校、30人ほどの小さなサロンなどを会場に演奏会を行なっているようです。内容は、驚く程充実しています。実は今回、スウェーデンに行く前にこちらの主宰者ともメールでやりとりをさせていただき、できたらお話を伺いに行きたかったのですが、実現できず、残念でした。経済的理由で、一時、演奏会企画が滞っていると聞いていましたが、ウェブサイトを見たところ、また再開しているようなので、次回は、こういった小さな町のコンサートも視察に行くことができれば、と思っております。

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コメント

イェーンボーセン室内楽協会のホームページ拝見しました。
記代さんのおっしゃるとおりなかなか素敵な組織ですね。
こういった活動は多分お隣のフィンランドも似た状況なのではないかと思います。
フィンランド政府がかなりの援助をしているのではないかと思われますが。

ご存知かも知れませんが、フィンランドは夏にかなりの数の音楽祭を各地で開催していて、日本人ヴァイオリニストの新井淑子さんが主催する室内楽のクフモ音楽祭や、伝統あるカウスティネン民俗音楽祭、過去にはヴィオラの今井信子さんや去年はチェロの水谷川優子さんが出演されたトゥルク音楽祭、そしてサヴォンリンナのオペラ・フェスティヴァルあたりが代表的です。サヴォンリンナの音楽祭でも、複数の教会が演奏会場に使用されていましたし、美術館内にも音響のよいホールがあって会場になっている音楽祭もあります。トゥルク音楽祭でも教会で弦楽五重奏を聴きましたが響きが美しく建物も美しく感動しました。運営面もスムーズのようでした。
日本は確かに稀に見る音楽専用ホール大国ですが、ソフト面が充実すればと切に願います。
地元の藤沢にリラホールというピアノの響きが美しい小さな民間の音楽専用ホールがありますが、そこは比較的よく機能していて、先日会館0周年記念のシリーズ演奏会の一つのディーナ・ヨッフェの演奏会を聴きに行きました。

>高橋様
フィンランドにも、いろいろ音楽祭があるのですね。いつか、行ける機会があれば、嬉しいですhappy01
欧州留学時代は、音楽祭に出演させていただく機会もいろいろありましたが、皆様、裏では色々苦労されているようでした。どうやって運営しているか、お話し聞ける時には聞けるようにしていましたが、最初は全然集められなかったお客さんを10年がかりで立ち見客が出るまでに増やした話など、いろいろ勉強になりました。(そこで描いた構想で、当会も立ち上げたわけですが)
 日本では、音楽ホールが基本的に貸しホールとしての役割が主となってしまっているため、それぞれのコンサートを別の主催者が取り仕切っている場合がほとんどです。そのため、横の繋がりがなく、二重構造故にチケット代も上がる、という現象にもなり、個人的には残念に思っています。今では、それに疑問を持つ方も増えて来て、良い自主企画をするホールも少しずつ出て来ているので、これから、日本の音楽界もそちらの方に変わってきていただけると嬉しいな、というのが個人的な考えです。

名古屋の宗次ホールのオーナーの宗次徳二さんからしばらく前に自筆の葉書をいただきました。アンケートに演奏会の感想を書いて出したのをご覧になられてわざわざそのお礼状として書かれたようです。
クラシック音楽がお好きで、仕事で手にしたお金を生演奏のいい音楽を人々に聴いてもらうため、また演奏家の皆さんに音の良いホールで演奏していただくためにあのホールを建設されたのだと思います。
これからも素敵な企画でホールを運営されていかれるのではないかと思います。いつか再訪できる機会があればと願っています。

>高橋様
宗次徳二さん、本当にアンケートにしっかり目を通されている、ということですね。すばらしいです!宗次ホールは、自主企画中心に動いている日本では数少ないホールの一つですよね。民間で(民間だから?)、内容のセンスもとても良いと私も思います。(聴く側の立場としても、名古屋に住んでいたら私も通ってしまうと思います。)当会から出演させていただいた北欧音楽のコンサートも、テーマを定められて、ホワイエのイベントを含め、「内容」にまでしっかりと企画側が力を入れられる、という形は、たいへん理想的だと感じました。きっと、「ホール」のファンも増えていくのではないでしょうか?
それにしても・・・改めて、あの日は遠くからありがとうございました!!!(アンケートまで書いて下さったとは、感激です。)

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