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M. カルコフ:3つのロマンス 作品239

 前回の記事でも書かせていただいたように、11月27日のコンサートで、モーリス・カルコフの「3つのロマンス 作品239」を世界初演することになっております。
 モーリス・カルコフ氏は、1927年生まれのスウェーデンの作曲家。実は、今回の演奏会の出演者、メゾ・ソプラノの向野由美子と、ピアノの和田記代は、今年の春、スウェーデンを訪れた際に、幸運にもカルコフ氏にお会いする機会を得ることができました。当会では、氏の「10の日本の歌 作品45」を度々取り上げていましたが、その時には、作曲者の前でこの作品を演奏し、アドヴァイスを受けることもできました。
 氏のご希望もあり、今回、とりあげることになった「3つのロマンス 作品239」ですが、世界初演であることから、ある意味、全く先入観なく、楽譜から直に作曲者のメッセージを受け取る作業となります。最初の2曲は、トランストロンメル氏の俳句からインスピレーションを受けた作品。自然界の一瞬を切り取ったような、まさに俳句の世界を思わせるスウェーデン語の詩の世界は、それを受け取った人も、様々な解釈が可能になります。さて、こうした詩からインスピレーションを受けて作曲された音楽を演奏する時、問題となるのは、その詩の解釈を、演奏者側の感性に偏らせるか、もしくは、作曲者側の感性に偏らせるか。
 作曲者の感性によって、音が生み出されたわけなので、自然に考えれば、作曲者の感性を聞いてみたくなってしまうのが常・・・というわけで、今回は、それができてしまうわけです!
 いったい、この部分はどういった情景をおもい浮かべていらっしゃいましたか?・・・というメールの問いかけに、お答え下さるカルコフ氏の返答が、またもや、読み手によって様々な解釈が可能だったりするなんとも詩的な表現。「ということは・・・こういうことですか?」というこちらのイマジネーションに、またもやカルコフ氏のファンタジックなご返答。
 言葉が、音を生み、その音がまた言葉を膨らませ、そして音に新たな広がりがでる・・・なんとも楽しい作業です。そして・・・この楽しい作業がしっかり音楽で表現できるかは、演奏者の腕にかかっている、ということで。しっかり準備致します!
 他、楽譜の記載ミス、楽譜には記載されていないテンポの変化・・細かく作曲者に確認できるのは、なんとも幸運なことです。

 ぜひぜひ、皆様、聴きにいらして下さい!
→詳しくは、こちらまで

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