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ステーンハンマルの音って?

前回の記事でも書いたように、現在、「スウェーデン音楽の調べ vol.7」の為、ステーンハンマルの歌曲に取り組んでいますが・・・

今回の演奏会の出演者、私・和田記代(ピアノ)と向野由美子(メゾ・ソプラノ)は、今年、スウェーデンでいくつかコンサートをさせていただきました。私、和田記代は、今回、1ヶ月の滞在となり、期間中、様々な場所でピアノを触らせていただくことになったわけですが・・・なぜか、どのピアノも、「スウェーデン語」をしゃべる!どういう意味かというと・・・なんだか音がスウェーデン語に聴こえてくるのであります。(この話は、スウェーデンで誰にしても、とっても面白がられました)いえ、実をいうと、一回だけ、イタリア語をしゃべる(?)ピアノに出会いました。そのコンサートで担当して下さった調律師さんは、ピアニストの好みの音にしたい、ということで、調律の前にピアニストの演奏を聴きて下さる、という方。私が弾いているのを聴いた後、2つ鍵盤をたたいて「これとこれだと・・たぶん、こっちの音のが好きでしょ?」と確認。はい、ご名答!その通りでした・・・で、2時間ほど、凄い勢いで仕事されて、「う〜ん、時間制限あるんで、この程度でがまんして!」と言われて再び弾いたピアノは、なんと既にスウェーデン語をしゃべっていました。

ピアニストにとっては、場所場所で違う楽器を演奏しなくてはいけない、というのが欠点でもあるのですが、こうやって、場所柄で違った音を発見できるのは、ピアニストの特権です。

それで、何がお話ししたかったかと言いますと、その1ヶ月の滞在中に、ある日突然「やっとステーンハンマルの音を見つけた!」と思った瞬間があったのです。ステーンハンマル友の会 が2004年に発足以来、ずいぶんとステーンハンマルの作品を弾かせていただきましたが、その時には、過去のすべての自分のステーンハンマル演奏をキャンセルしてしまいたいぐらいの衝撃でした。「うわ、今まで、とんでもないステーンハンマルを弾いてしまった!」とご本人に、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいだったわけですが。

さて、一ヶ月の滞在の後、帰国してピアノに向ったところ。やはり、予想通り、日本のピアノは日本語を話しておりました。さて、どうしたものか・・・
「スウェーデン音楽の調べ vol.7」の会場のピアノが何カ国語しゃべれるかは、行って確かめないと分りませんが、どんなピアノであったにせよ、少しでも「ステーンハンマル本来の音」に近いものが出せれば、と願っています。

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